診療日記(画像あり)

2013年1月17日 木曜日

診療日記第11話 包茎手術:悩み

「最近彼女ができたんですけど」
それは1本の電話でした。
相談なのか自慢なのか?
「彼女とHするような関係になるのが怖いんです」
悲痛な声で真剣に訴える様子。
いったい何を怖がる必要があるのでしょうか?
聞けばこの方、まだHの経験はないとのこと。
ところが相手の女の子は未経験なのかどうかは分からないとのこと。
「もし下手だって言われたら・・・」「もし小さいって思われたら・・・」「もし早いって思われたら・・・」
親密な関係になればなるほどに募る不安。
「みんなはじめは失敗するものだよ」と言ったものの、不安を取り除くことはできず。
とりあえず、仮性包茎の治療を受けに来ることになりました。
ただ、治療を受けたからと、Hが上手くなる訳ではないのですが不安材料は一つでも取り除いておきたいとのことで・・・。
予約通り来院され、カウンセリングを受けていただいたのですが、人当たりのいい好感の持てる青年でした。
ところがやはり性行為への不安が強いようで、二言目には「これで恥ずかしくなくなりますよね」「これでうまくいきますよね」と、手術への不安はどこへやら。
しかし、こちらとしても過剰な期待を与えることはできません。
ただ、治療を受けたことが自信に繋がるとベストだよね、そうアドバイスしたのです。
期待に目を輝かせ、手術へ向かう患者さん。
こんなに気合を入れて手術を受ける方は初めて見た気がします。
術後管理の説明も終わり、帰り際には「頑張ります!」と大きく頭を下げ、御礼の言葉を頂きました。
私も彼が彼女と上手くいくことを祈りつつ、カルテを閉じました。
それから1ヵ月半が過ぎ、その患者さんからお電話を頂きました。
"うまくいったかな?"と耳を傾ける私に、彼はこう言いました。
「緊張しすぎて全然勃たなかったんです・・・」
・ ・・・・あれ?
この続きは12話で

投稿者 名古屋メイルクリニック

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