診療日記(画像あり)

2013年1月17日 木曜日

診療日記第39話 真性包茎で亀頭と包皮が癒着(画像あり)

仮性包茎の人が炎症を繰り返すことによりカントン包茎や真性包茎になったり、カントン包茎や真性包茎の人が炎症を繰り返してピンホール真性包茎になったり、亀頭と包皮が癒着してしまうケースもあります。
10代・20代での治療であれば殆どが癒着も無く通常通りの手術が出来ますが、50代・60代での治療の場合は亀頭と包皮が癒着しているケースもあります。
私も同じですが、嫌な事は後回しにしてしまいますが、後で後悔してしまう事もあります。
何かのキッカケで来院される方が多いのですが、状態が悪くなっているケースもあります。
全ての病気は早期発見、早期治療が最善です。
包茎手術は入院の必要はありませんし、術後も患部に強い衝撃や圧迫がなければ当日から仕事も可能ですよ。(詳細は術後の管理参照)

今回ご紹介する患者さんは65歳で真性包茎の治療に来院されましたが、キッカケは排尿後に包皮口をティッシュで拭くと血が付着する事があるとの事。
亀頭と包皮の炎症が考えられますので当日は抗生剤の内服を処方しました。
2週間後に血の付着が無くなったとの事で真性包茎の手術を施行しました。


手術前の状態で包皮口が硬くなって亀頭が全く露出しません。
 

 
真性包茎の手術直後ですが、亀頭の左右両端に癒着がありました。
癒着の周辺が赤く炎症が強いため、抗生剤の軟膏を塗布し2日目と5日目に包帯交換と消毒に来院して頂きました。

 
1週間後の包帯除去と半抜糸後の状態ですが、亀頭の炎症も改善しています。

 
2週間後の全抜糸後です。
手術後の浮腫みが少しある事と亀頭の癒着の範囲が広かった左側以外は綺麗になってきましたが、左側も乾燥して瘡蓋になっていますので1週間程度で綺麗になると思います。

●アドバイス
この患者さんの場合は真性包茎の為、衛生面の問題で炎症を繰り返していたと思われますが、排尿後の出血で心配され来院されましたが、このまま放置していれば、おそらく亀頭と包皮が一体化して手術しても亀頭が露出できない可能性も十分考えられます。
私も10月に以前から早く抜いた方がいいと言われていた「親知らず」を静脈麻酔にて4本抜歯してもらいました。恥ずかしい話ですが、手術前日の夜に歯が全部無くなってしまった夢をみました。(照れ笑い)
状態が悪くなってからの治療の場合は術後もいろいろと大変ですよ。
嫌な事は後回しにする気持ちはわかりますが、早期治療が最善ですよ。

投稿者 名古屋メイルクリニック

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