診療日記(画像あり)

2013年1月18日 金曜日

診療日記第48話 糖尿病で仮性包茎からカントン包茎に(画像あり)

診療日記47話でもご紹介させて頂きましたが、包茎の人は亀頭包皮炎になりやすいのですが、糖尿病の人は血行障害により末端の炎症を起こします。ペニスの場合も同様に亀頭包皮炎を起こす原因の1つとなります。
ましてや包茎で糖尿病の人はダブルパンチで亀頭包皮炎を繰り返すことにより、包皮が繊維化し硬くなることによって仮性包茎からカントン包茎になったり、真性包茎になるケースが多々あります。(診療日記26話も参照してみて下さい。)
亀頭包皮炎を起こす人は状態が悪くなる前に 包茎治療 をお勧めします。

今回ご紹介する患者さんは40代の人で元々は仮性包茎だったが、包皮炎を繰り返したことによってカントン包茎になったと来院されました。


包茎の状態です。

診察をしてみると包皮口(被っている状態の先端部分の包皮)が炎症を繰り返すうちに硬くなって亀頭を露出させると包皮口にあたる部分が狭くなって縦に亀裂が入ります。

 

患者さんに糖尿病は大丈夫ですか?と確認はしましたが、大丈夫ですと・・・。
糖尿病の疑いがあり、血糖値を計ったら300を超えています。
当院では亀頭包皮炎がある場合は必ず血糖値の計測を行いますが、大丈夫と言う人の中には血液検査をしていないので判らない人が多いのです。
年に1回は健康診断を受ける事をお勧めします。
話を戻しますが、糖尿病の人は手術にリスクがあります。
なぜかといいますと血液中に糖分が多いと血液がどろどろして血流が悪くなります。
血流が悪いと傷の治りが悪くなります。ましてや血中糖分が多いと術後の2次感染の可能性が高くなるのです。
今回の患者さんの場合はまず内科にいって糖尿病の治療が優先で糖尿病のコントロールがついてから包茎治療をして下さい。とアドバイスさせて頂きました。

●アドバイス
包茎の人は衛生面の問題で亀頭包皮炎になりやすいのですが、包茎と糖尿の場合はダブルパンチで亀頭包皮炎になります。
糖尿病のコントロールがついていない場合は包茎手術の術後に2次感染等のリスクがありますので血糖値や体型等の状態にもよりますが、糖尿病の治療が優先となります。どちらにしても包茎の状態で亀頭包皮炎を起こす人は悪い状態になる前に包茎手術をお勧めします。

投稿者 名古屋メイルクリニック

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