診療日記(画像あり)

2013年1月18日 金曜日

診療日記第84話 保険診療の泌尿器科で行った真性包茎手術後の傷跡や腫れを綺麗に修正します。(包茎手術傷跡修正写真あり)

真性包茎は子孫を繁栄させる行為が不十分な為、保険対応にて治療が可能です
。保険診療による手術は約1時間から2時間の時間をかけ、術後は7日間入院を必要とする場合もあります。
入院を必須にしない院でも最低1週間から10日程の通院が必要となるようです。

今回ご紹介する患者さんは北信越から参りました。結婚して数年経ちましたが、真性包茎のため、子作りがままならず、奥さんの出産適齢期も過ぎた為、一大決心をして包茎手術を決めたと言う方です。ネットで包茎を検索するも情報が交錯し、又高額な治療費に気が滅入っていたところに奥さんが、近所の泌尿器科で保険診療にて治療が可能である事を聞きつけ、平日仕事を休んで、相談に行きました。

当院にて手術可能ですが、真性包茎ゆえ手術中も術後も痛いが大丈夫かと念を押され、術後過保護な亀頭が下着に擦れ2週間位は痛くなるのを承知しておりましたので、手術をお願いしたようです。
術後の経過で通院する際にわかった事なのですが、術中術後痛みを強調したのは、執刀医の包茎手術経験が浅く、できれば包茎手術を回避したかった様で、そのように説明したのが修正手術までした後の腫れた出来栄えを見た時に理解できたとの事でした。

先に結果を申し上げてしまいましたが、この患者さんはまず真性包茎手術を行い、その後の仕上がりがひどくこのままでは性行為が困難である事を訴え、その泌尿器科で修正手術を行い2週間目の経過が下記の画像になります。



診療日記52話63話83話の泌尿器科の手術同様、あまりにもボコボコのひどい仕上がりに言葉になりません。
全ての保険診療の泌尿器科執刀医の技術に問題があるとは思いません。私の知る以上に、医師としての志が高く、患者さんの為に一生懸命に対応してくれる院はまだまだたくさんあると思います。
しかし、保険を使って治療する以上、亀頭を露出させ性交為ができるようになるという名目であれば、キズが目立つ、又は少々の腫れや不格好についてとやかく言う事は出来ないのかもしれません。
実際に保険診療にて真性包茎手術を行い、俗に言うツートンカラーで悩まされている方は多いです。

真性包茎手術直後の状態は見なかったのでわかりませんが、この患者さんの状態を見た時は正直驚きました。画像ではお伝えできないものもありますので、問題点として挙げてみます。

【問題1】
包皮が余っています。包茎の場合いろいろと不備をもたらす内板(薄皮)がかなり余っています。そこに一時的にリンパ液が溜まり腫れる場合がありますが、この患者さんの場合は瘢痕化し硬くなっていました。(長期に渡って経過を見ても腫れが治まりにくい状況です。)

【問題2】
特徴的なのは、包皮が余っているだけならいいのですが、上下差、左右差があり長さがバラバラな為、とても不格好です。特に上から右側にかけて余っている為、腫れが大きく不必要な大きなシワが入っています。この場合、性交為の時は腫れた部分の下の皺(縫合部)にそって包皮が切れたり痛みを生じ結局、満足できる性行為ができない可能性があります。

【問題3】
縫合があまいと言うか適当です。はっきり言いますが、これは酷過ぎます。執刀医が速く終らせたかったのでしょうか。縫合部が一部離開していています。毎日通院させ消毒をしたであろう看護士はこの縫合を何とも思わなかったのでしょうか。

もう一度言います。これが、修正手術(手術2回目)2週間後です。では1回目の手術後これでは性交為ができないと言うのは、どんな仕上がりたったのでしょうか。

診察後、修正手術が可能と判断。その後、腫れあがっている内板(薄皮)を切除し、上下左右をしっかり計測し、勃起時に余る包皮を切除する説明し、充分納得された上で治療致しました。

 
まさに3度目の正直、手術直後しっかりと余分な包皮が切除されています。


術後7日目、半抜糸直後です。

  
術後14日目、全抜糸直後です。

真性包茎で、普段から亀頭が全く露出でない方は藁にでも縋る思いで、治療に臨まれます。今現在の状況から、少しでも改善できれば贅沢は言わないと、おっしゃる方も多いですが、それでも、時間の経過と共に仕上がりの醜さが新たなコンプレッスを生み出し結局2度3度高いお金を払い、痛い思いをする患者さんが後を絶ちません。

包茎手術。できれは一回で終わらせたいですよね。

今までも数多くの傷跡修正手術を行ってきましたが、今回の症例の様な醜いキズ痕に仕上げる院のほとんどが切除部位の包皮の計測が適当か又は、執刀医の症例件数が少ない場合は、切りすぎてしまう驚異から、包皮を余らせ内板(色の違う薄皮)を意図的に残してしまう傾向にあります。
治療前の診察で「キレイになりますよ。」と断言しましたが、メイルクリニックでは包皮計測には現在の形成外科最高水準のレベルに達していると自負しております。
よってこの患者さんにとっての苦痛であった数ヶ月の苦しみは、わずか30分で解決いたしました。

他院の包茎手術をして傷跡が目立ち、その状態がコンプレックスになっている方、あきらめるのはまだ早いです。コンプレックスでお悩みの方、なんとなく気になる方、一度ご相談下さい。
修正手術ができるかの確認ついては、ご来院頂ければしっかりと診察しますが、来院出来ない場合はご自身で確認して下さい。簡単です。
勃起時に包皮を亀頭に向けてひっぱり、縫合部のキズが亀頭のカリ首近くまでくれば、修正手術可能です。念の為、上下、左右傷跡がカリ首の近くまでくるか確認して下さいね。

また、勃起時の包皮の余りがない場合でも諦めないで下さい。
診療日記83話でご紹介しましたが、包茎手術後の傷跡修正やツートンカラーの修正は可能です。

【最後に】
他院にて包茎手術をした際の傷跡修正の症例が2件ありましたので、紹介したいと思います。
1件目は、今回ご紹介した方と同じ真性包茎で、保険診療の泌尿器科で手術を受けたそうです。陰茎(サオ)の長さが3cm程度しかありません。真性包茎の場合まずはしっかりと亀頭を出して仮性包茎の状態にしてから、勃起時にいらない包皮を切除するのが普通ですが、この院では、包皮口を切開し亀頭を露出する事もなく被っている状態で、亀頭カリ首にラインをつけて、その上部を全て切除してしまったとの事でした。この患者さん、実は内科医で手術中は自分なりに観察していたらしいのですが、デザイン後まさかそこで切らないだろうと思っていたところ、執刀医は包皮を切除したそうです。
結果、短小のペニスの出来上がりです。陰茎3cm、亀頭3cmのサイズです。当然、勃起しての長さです。完全に包皮の切りすぎです。保険診療故、亀頭が露出できればよいのでしょう。患者さんとしてみれば、短小で見た目が悪いですが、本来あるものが出てこれない為、勃起時に強いつっぱり感があり性行為がままならない事を嘆いておりました。この患者さんは診療日記第45話参照、Z式包皮形成術を検討中です。

2件目は、某有名クリニックにて包茎手術を行ったのですが、凸凹の仕上がりだったようです。出来栄えが悪い事を訴えると、あなたは元々包皮がねじれているので、仕上がりに限界があり改善させる方法として、陰茎増大が必要とヒアルロン酸注入を強要され、ローン用紙に記入したそうです。クリニックを信じ言われるがままヒアルロン酸注入をしたのですが、まったく改善が見られず、すでにここの時点で100万円以上支払っていたのですが、最後に特別な先生が来るので、ねじれ修正ができます。50万円です。と言われ今の状態から少しでも改善できればと、手術予約をしたそうです。
この院はコンプレックスを抱いている患者さんの足元をみて、食い物にしているのでしょうか?ようは、最初から治療費を吊り上げる為、意図的に凸凹の仕上がりにしたのではと思えてなりません。
その院にて修正手術をする前日、念の為見て下さいと、メイルクリニックに訪れました。
当然この患者さんはメイルクリニックにて30分、157,500円でキレイに修正できました。

メイルクリニックでは治療費を明確にしています。その全てをお電話にてお伝えし、それ以上請求する事はありません。
但し、修正手術だけは切除する範囲、難易度によって異なりますので、診察後に治療費をお伝えする場合がございます。あらかじめご了承下さいませ。
52,500円(一部切開)から157,500円(一周切開)までです。
それ以上頂く事はありませんのでご安心下さい。もし切開による修正手術ができなくても、ブラッシングトリートメント法(3セット105,000円)により、ツートンカラーの修正や目立つ、汚い縫合部を削る方法もあります。(参照診療日記第83話

今後もキズ跡修正については、診療日記にて積極的に情報公開をしていきます。
醜いキズ痕、クリニックにおけるヒドイ応対など、正確にお伝えできればと思っております。

今後同じような被害にあわない為のアドバイスとしては包茎手術を決める前に少しでも胡散臭さや不安、理解できない理由で金額が高くなる場合は、勇気をもって手術を断って下さいね。
包茎手術で何かしらの理由をつけて包茎手術費用が高くなるクリニックほど仕上がりが悪いケースが多いです。気をつけくださいね。

投稿者 名古屋メイルクリニック

カレンダー

2016年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30